YOH「裏X」説
連日ユナイテッドエンパイアの新メンバー「X」に対する考えが深まっていく。
試合後、オーカーンが帝国の新たな同盟者 “X”に関して言及…!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2021年3月28日
「アイツは将来オスプレイもコブも、更にもしかしたら余を超えるやもしれぬ力を秘めている」
3.28群馬大会のBSコメントはコチラ!
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この記事によってXとオーカーン選手の接点が今までなかった、と取れるような書き方がされている。
ますます誰がXになのか分からない。
しかしロスインゴとのタッグマッチで現れることが確定している「X」はヘビー級の選手と予想します。
理由として内藤選手、鷹木選手、SANADA選手の三人を倒すのはジュニアの選手では非常に難しいというものがあります。
そこで一つの説を唱えたいと思う。
YOH選手もエンパイア入りするという説である。
隠れたもう一人の「X」として。
不穏な煽りV
4.4両国国技館で行われるIWGPジュニアヘビー級タッグ王座戦。
その煽りVにはどこか不穏な空気が漂う。
「自身のケガにより、無念の返上となったベルトを取り戻し、新風を巻き起こすか!?」
普通の煽りVならこのセリフで終わっていても何ら不思議ではない。
的確にYOH選手の立場を表していて、試合へのワクワク感を高めるセリフ。
しかし、一拍おいて
「それとも...」
というナレーションが追加される。
「それとも...」とナレーションがされている時、画面に映し出されているのは金丸義信選手・エル・デスペラード選手の両名。
素直に受け取るのであれば、再起をかけたチャレンジャーチームをチャンピオンチームが退けるという意味に捉えられる。
しかし「X」の正体と目されるYOH選手が関わった一戦。
否が応でも「裏切り」の三文字が頭にちらついてしまう。
試合の行方によってはあり得る展開ではないだろうか。
黒服とジェラシー
YOH選手が復帰宣言をした際の服装を覚えているでしょうか。
リングで復帰宣言をしたYOHがバックステージでもコメント
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2021年3月21日
「俺自身が、SHOくんと、3Kとして、どこまでできるかどこまで闘えるか、それを確かめたい」
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おめでたい復帰とは裏腹に落ち着いた印象のある黒色を多用したコーディネート。
髪色を真っ黒にしているのも余計に「変わってしまった」感を助長しています。
そしてコメントにある
「SHOくんと、3kとして、どこまでできるか」
という言葉からも波乱の香りがします。
自身の欠場中にジュニアシングルのベルトを巻いても何らおかしくない選手に成長したSHO選手。
試合前の今でこそ祝福する気持ちは持っていられると思います。
けれどタイトル戦で敗れたと仮定した場合どんな感情がYOH選手を襲うでしょうか。
「自分が足を引っ張ってしまった」
「3kでやっていくのが嫌だ」
そう考えてしまっても不思議ではありません。
3kとして活躍が出来ないと踏んだ場合、一から出直すという決断をしてコンビを解消することもあり得そうです。
その場合食指を伸ばすのはユナイテッドエンパイアなのは間違いないと思います。
ジュニアが「いない」UE
YOH選手がSHO選手を裏切ったとして、ユナイテッドエンパイアに加入する最大の理由はジュニア選手がいないからだと思います。
いくらタッグを解消しても帰国してから3kで積み上げた思い出を消化するのには多大な時間がかかるでしょう。
隣に立つ人間が変わる、ということに対する心構えができるまで、ジュニアのシングルやヘビー級選手のタッグパートナーを務める方がいいとYOH選手が考える可能性はないでしょうか。
ユナイテッドエンパイアの採用基準
直近のNEVERタイトル戦で
オーカーン選手が辻陽太選手をユナイテッドエンパイアに加入するようにそそのかし、試合を有利に進めようとする展開がありました。
もちろん相手を不利にするためなら何でも利用する、というオーカーン選手の姿勢と捉えられますが、加えてエンパイアの採用基準も垣間見えます。
それは環境のせいでくすぶっている選手を迎え入れること。
辻選手はヤングライオンという枷
リーダーのオスプレイ選手はオカダカズチカ選手という大きな壁
オーカーン選手は新日本の慣習
ジェフコブ選手は自身の実力と会社の不相応な扱いと戦っていました。
みんな順風満帆に行かない集団なのです(辻選手は断りましたが)。
その気風にYOH選手は思うところがありそうですし、水面下で交渉が進んでいる可能性もあります。
まとめ
「X」が一人しかいない、とは誰も言っていません。
そうしなくてはいけないルールもありません。
そもそもオーカーン選手が無告知で帰国した男なのですから、隠し玉はお得意のものでしょう。
ユナイテッドエンパイアのジュニア戦士が皆無という状況と、心機一転したいYOH選手。
需給がかみあう瞬間が4.4で起これば「裏X」としてYOH選手がユナイテッドエンパイアに加入する未来も十分あり得そうです。
いい風がどちらに吹くか、4.4両国での答え合わせを心待ちにしたいと思います。
Xは海野翔太
ユナイテッドエンパイアの「X」。
4.4、両国国技館で行われるサクラジェネシスで新たなメンバーが登場する。
様々な憶測が飛び交う中でも主要な予想は
- ヘナーレ選手
- YOH選手
- 海野選手
の三名に絞られてきた感があります。
ヘナーレ選手はNJCを通して自身の力不足に対する葛藤と仲間への不信感を感じている姿を見せていました。
前振りは十分。
いつでもヒールターンする準備が出来ていることが「X」として挙げられる理由でしょう。
ヘナーレ選手が撮影したとみられる空港の写真がSNSに投稿されていますが機内からの写真ではないですのでこれはブラフとみることが出来ます。
続いてYOH選手。
ユナイテッドエンパイアにはジュニアヘビー級の選手が一人も所属していないことを鑑みると次の戦力が軽量級の選手であることは十分に考えられます。
復帰を表明したときの服装が黒っぽくて落ち着いた雰囲気であったことからもヒールターンの香りがします。
自分が欠場していた間に大きく成長したSHO選手との関係を「切磋琢磨する相棒」と捉えるか「妬む」かで大きく未来が変わる可能性がありそうです。
ただこの二人が「X」というのは考えにくい。
理由として「X」のお披露目が行われるタッグマッチの相手が
内藤哲也選手・SANADA選手・鷹木信悟選手の三名であること。
正直ヘナーレ選手とYOH選手がこの三人からスリーカウントをとるイメージがわかないのです。
YOH選手はジュニアヘビー級であるうえに前哨戦もなく4.4で復帰します。
いくら何でもロスインゴの三人を敵に回すと分が悪い。
ヘナーレ選手は直近のシングルマッチでジェイホワイト選手に「完敗」している。
あれだけ頑張る姿を見せたヘナーレ選手に失礼なのは承知なのだが、ジェイホワイト選手に対して互角、もしくは勝利の可能性が大いにあるロスインゴ勢から勝利するというのは力の差から見ても難しいように思います。
となると候補の中では海野翔太選手が妥当な線なのではないかと僕は考えています。
特大のポテンシャル
海野選手には生まれ持った華があり、見た目も含めて「棚橋2世」といった扱いを受けることが多く、フレッシュな若手を求めている新日本プロレスとしては猛烈にプッシュしていきたい存在。
その期待値やヘビー級志望であることを考えればロスインゴの三人を倒すことも可能に思えます(あくまで先述した二名と比較するなら)。
海外遠征に出ていたため情報が無く手の内が知られていないこともロスインゴ勢との闘いで有利な部分になるかもしれません。
本隊所属ではないのか
海野選手は先ほども言ったように華やかで本隊向きなレスラーに思える。
しかし新日本本隊には絶対的存在が二人いる。
この二人がいる以上、そう簡単にユニットトップに立つことはできない。加えてデヴィッド・フィンレー選手も台頭してきた。
まだまだ若い海野選手がさほど歳の違わないジェイホワイト選手やウィルオスプレイ選手のスピード昇進を見て野心が燃えないわけがない。
まだ形成しきっていないものの、急上昇していくユナイテッドエンパイアに加入して一緒に成り上がっていくという考えをもっても決して不思議ではないと思います。
ユナイテッドエンパイアメンバーの多くが海野選手の遠征先であるイギリスにルーツをもっていますし、グレートオーカーン選手としてのデビュー戦の相手もつとめました。
メンバーとのつながりを考えるとコンタクトを取っている可能性は十分ではないかと思います。
秘密兵器
やはりオーカーン選手が「兵器」というワードを使ったことが引っかかる。
海野選手はモクスリー選手から「シューター」と呼ばれており、その響きにはどこか兵器を思わせるところがあります。
ここに「秘密兵器」という意味も含まれているのではないでしょうか。
実際のところ海野選手がエンパイアに加入するとなれば新日本の選手からは未知の存在として捉えられることになる。
成田選手のように近況を知る手段はありませんし、どんな技を覚えてどんなスタイルで試合をするかもわからない。
まさに秘密「兵器」と言っても過言ではないでしょう。
まとめ
こういった理由からユナイテッドエンパイアの「X」は海野翔太選手ではないかと僕は予想します。
勢いを増し続けるユナイテッドエンパイア。
若手のホープまで獲得することになれば間違いなく新日本の中心に位置するユニットへと進化していくでしょう。
いったい誰が「X」なのか考えるのはまさに「プロレスファンにとって贅沢な時間」。
予想が当たるか当たらないかは別としてワクワクが止まりません。
この記事を読んでいただいた方が少しでも楽しんでいただければ幸いです。
それではまた。
ロスインゴのナンバー2
新日本プロレスの中で最も人気のあるユニットと言って差し支えないだろう。
会場でのグッズ着用率は圧倒的、闘魂ショップのランキングでも常に上位にロスインゴ関連のグッズが位置している。
内藤哲也選手・BUSHI選手・SANADA選手・高橋ヒロム選手・鷹木慎吾選手
この5人全員がいつチャンピオンになってもおかしくない実力を持っている驚異のユニット。
ナンバー1を選ぶのは簡単だ、カリスマ性や試合内容どれをとってもリーダーの内藤哲也選手が頭一つ抜けている。
ただ二番手は?と言われると答えに困るユニットではある。
CHAOS:後藤洋央紀選手
鈴木軍:タイチ選手
ユナイテッドエンパイア:グレートオーカーン選手
ロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポン:???
といった風に他のユニットであれば多少の異論はあれども、二番手の選手がはっきりしている。
しかしロスインゴは2番手と呼ばれる選手がいないような気がするのだ。
じゃあ一体だれが二番手なんだろう?
ちょっと考えてみました。
BUSHI選手
この記事でも言及したのですがBUSHI選手は決してスター選手というポジションではありません。
しかしチームをまとめる能力がずば抜けており、制御不能な軍団を縁の下の力持ちとして支えています。
軍師としてのポジションを務めるBUSHI選手はある意味ロスインゴとしても欠けてはならない存在。
そしていつも観客を飽きさせない姿勢は特筆すべきでしょう。
オーバーマスクをド派手なものにして入場してくれたり、いつも新調されたマスク姿を見せてファンを楽しませてくれます。
タイトル歴もジュニア級のシングル・タッグ・ネバー6人を戴冠したことがあり申し分ありません。
高橋ヒロム選手
ジュニア級の圧倒的王者であるヒロム選手。
YOUTUBEを最大限生かしたPR、ド派手な衣装に強烈なパフォーマンス。
世界観が一人で構築できており末恐ろしい選手です。
なにより復帰した際にこの大歓声。
ファンの心をつかんでやまないヒロム選手はナンバー2にふさわしいと言えます。
ただし、大きなケガが多いというのが難点です。
プロレスはケガ、もっといえば死の危険性が多分にあるものです。
これから絶対的存在へと変貌していくには相手をいなしたり「抜く」ことも考えるのも一手ではないかと思います。
とはいえガムシャラな姿も大きな魅力であるヒロム選手、ジレンマではありますがケガの多さを克服したときもっと大きな存在へと進化していくはずです。
SANADA選手
華麗でセクシーなふるまい、試合で見せる肉体美。
どこかプロレスラーらしくない言動はかえってファンに新鮮なものとして受け止められています。
ぶれない哲学をもつその姿はファンの大きな支持を受け、先日幕を閉じたNJC2021では優勝予想でオカダカズチカ選手に次いで2番目に票を集めました。
身体能力やスタイルの良さに加え、持って生まれた華がありプロレスラーとしての才能だけを見ればロスインゴ内でもずば抜けているのではないでしょうか。
大きな期待の裏返しでハードルが高くなっている部分もありますが、惜しむらくは試合に波があることですかね。
ハマった相手とはベストバウト級の試合を繰り広げるのですが相性がいまいちだと少し地味な試合になってしまう事があります。
鷹木信悟選手
「現状」のナンバー2は鷹木慎吾選手だと僕は見ている。
安定した試合の面白さに加えてNJC準優勝、スーパーJr準優勝。
ネバーでもチャンピオンを務めてベルトの価値を高めた。
マイクアピールも群を抜いており、ドラゴンゲート時代の引き出しもまだ全てはあけていない。
期待値、勢い、底の知れなさ。
三拍子そろった好選手である。
ただ最初に現状の二番手といったのは新日本に参戦してまだ日が浅いためである。
これでずっと底が見えない選手であれば震えてしまうが、いつかは攻略される日が来ると思うのだ。
BUSHI選手・ヒロム選手・SANADA選手・内藤選手は研究されつくした中で結果を出し続けている。
鷹木選手の最後にしてたった一つの壁は周りの対策に負けないという事だと僕は考えています。
まとめ
正直、記事を書き始める前は自分なりにロスインゴ内で順位付けをしてみようかなと思っていたのですが書いていて気付いたこと。
リーダー以外のメンバーに格差がほぼない。
最初に書いたようにロスインゴって2番手がいないよな、と思ったことをきっかけにこの記事を書いたのですが流動的に二番手が変わるし、ユニットメンバーの誰もが注目されることが「ロスインゴ最大の強み」なのかなという考えに至りました。
順位をつけるならもうファンそれぞれの好みの差ぐらいしかないのです。
だからこそファンは新鮮な状態を保っているロスインゴに魅了されるし、離れないのではないかという結論へ至りました。
誰かが二番手でその下に誰かがいる、そんな固定観念にとらわれることない制御不能なユニット、それがロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンだという事です。
改めて魅力的な集団だという事を思い知りました。
BUSHIがX!?
ユナイテッドエンパイアに加入する「X」を巡って連日連夜ファンによる予想が飛び交っている。
海外の選手はコロナによる渡航制限があるため急に来るとも思えないし、ユニット間移籍が妥当だと思っているので個人的には
- ヘナーレ選手(本隊)
- 海野翔太選手(帰国済みの情報アリ)
- マスターワト選手(本隊)
の三人のうち誰かが新メンバーとして登場すると予想していたのですが。
よく見たら対戦相手のロスインゴはヘビー級三名。
となるとヘビー級のヘナーレ選手か海野選手が個人的には本命と対抗です。
しかしSNSなどではロスインゴのBUSHI選手が「X」として加入するんじゃないかという予想がチラホラ見られます。
- 当日試合が組まれていない
- エンパイアにジュニア戦士がいない
- 最近マスクのスタイルを変えて口元まで覆うようになった
といった理由で候補に挙がっているようです。
理由を見ると整合性アリな気もするんですが個人的には実現しないんじゃないかと思っています。
理由1 ヘビー級に勝利する手段がない
Xの初披露となれば華々しく勝利してアピールをするのが定石。
ですが4.4のカードはロスインゴのヘビー級3人
いくらタッグマッチと言っても体重の軽いBUSHI選手がロスインゴの3人に対して効果的なダメージを与える手段が見当たりません。
せめて毒霧が使用できる状況であればヘビー級の選手をも手玉にとれるテクニックは持っているのですがその最大の武器が今は使用不可。
オーカーン選手かコブ選手が痛めつけた後でMXを食らわせるという線はありますが手の内をすべて知り尽くしているロスインゴメンバーがそう簡単に食らってくれるとも思えません。
理由2「兵器」感はゼロ
4月4日 両国国技館に集え、帝国民。
— グレート-O-カーン👑 (@Great_O_Khan) 2021年3月22日
新たな同盟者〈兵器〉が登場する。
そして、オスプレイのIWGP世界ヘビー級王座の戴冠式じゃ👑 #njSG
処刑観覧券→https://t.co/ZoM92SQKEj
従属の証→https://t.co/0ZmWNsl2XK pic.twitter.com/VxPVQIGVS3
このツイートにあるようにユナイテッドエンパイアの新メンバーは「兵器」の要素がある選手と考えられる。
BUSHI選手って兵器というよりは洗練された職人といったイメージ。
もしくは参謀とかですかね、彼のクールな雰囲気からは兵器という荒々しいワードが連想しにくい。
理由3 ロスインゴが崩壊しかねない
この動画を見ていてもわかるのですが人の会話をアシストしたり、場を盛り上げたりと潤滑油としての働きぶりが見られる。
BUSHI選手のような周りの選手を団結させ、数字には表れないところでの貢献が非常に大きい選手のことを「グルーガイ」とNBA界隈では呼びます。
こういった選手はエース(内藤選手やオカダ選手・ヒロム選手や飯伏選手)としてチームを一人で引っ張る力こそ不足していますが、「強豪」チームには絶対に欠かせない人員です。
サッカーでも野球でもバスケでもそう。
御多分に漏れずプロレスだってそうです。
結成からずっとロスインゴが強豪ユニットである秘訣はBUSHI選手がグルーガイとして貢献したことが理由として挙げられます。
そのBUSHI選手がいなくなることは大きなショックをL.I.Jメンバーにもたらすでしょう。
理由4 メンバーとの関係が良好
結果としてはエル・デスペラード選手の勝利で幕を閉じましたがこの試合が組まれた時のマイクパフォーマンスは頭から離れません。
「ヒロムに指名されたんだよ、やるしかねぇだろ!」
明らかに自分自身のためというよりはヒロム選手のために戦う利他的な意思が見られます。
高橋ヒロム選手も常々BUSHI選手とタッグパートナーとして試合をすることを希望している為ユニット内での関係が良好なのは間違いないでしょう。
内藤選手とは足立区出身という生まれの縁やメキシコでの共同生活などの接点がありますし。
SANADA選手とは全日本でのかかわりもある。
人間関係的に出ていく理由が見当たらないというのも僕がBUSHI選手≠Xと考える根拠です。
もし可能性があるとしたら...
あくまで僕の認識としては
ロスインゴ=強豪ユニット
ユナイテッドエンパイア=勢いはあるが駆け出しユニット
という見方をしています。
この「勢いがあって駆け出し」という部分にBUSHI選手が惹かれるとすれば移籍の可能性は出てくるかと思います。
安定期に入ったロスインゴよりも、急成長する可能性があるユナイテッドエンパイアに身を置きたい。
そういった意識になっているとすればX=BUSHI選手というのもあり得ます。
ロスインゴ旋風に初期から関わったことの達成感が忘れられないという可能性は捨てきれないですよね。
この記事を書いていて気づいたのはBUSHI選手はロスインゴにって必須の選手でありながら、ユナイテッドエンパイアにとっては喉から手が出るほど欲しい人材だという事。
今回のXに関しては可能性が低くても今後、ユナイテッドエンパイアに第三のX・第四のXが現れたとき真っ先に候補に挙がるのはBUSHI選手なのかもしれません。
プロレスに対する麻痺を感じて枕にこけしをする話
突然ですが皆さんプロレスをみていて感覚が麻痺してないですか?
僕は若干、痛みや恐怖に対するものが麻痺しちゃってるなと自覚することがあるんです。
僕自身この状態って結構まずいんじゃないかと思っていた。
プロレスラーは超人、そう思いながら試合を見ているとどんどんと派手さを求めてしまうというか。
もちろん選手の受け身やド派手な技の一つ一つに対していちいち杞憂していてはプロレスを見ることはできませんが。
なんでこんなことを思ったかというとプロレスをほとんど見たことがない友人がケニーオメガ選手のVトリガーを見て「もう見てられない」といわんばかりに目をそらしたことに気付いたから。
その彼の表情を見るまで僕は心の中で
「あと何発膝入れるだろうか」
ぐらいのことを考えていました。
プロレスを俯瞰しているというか、なんというかうがった見方をしている自分に気付いたのです。
彼らの命がけの試合を見ながら何というリスペクトに欠けた鑑賞態度...!
改めなくちゃいけない...(個人の感想です)と思い立った僕はある行動に出ます。
そう、タイトルにもあるように枕に向かってヘッドバッドを敢行して少しでもプロレスラーのやっていることの凄さ・恐怖を追体験してみようと思ったのです。
自分がボディコンタクトの激しいスポーツを幼いころからやっていて首・および体が頑丈なことを含め完全に自己責任でやっていることです。
あくまでバカやってるプロレスファンがいるんだよという記事ですので絶対に真似しないでください!
イメージ的には本間選手の「小こけし」の要領で枕へ落っこちていく。
選んだ理由は「簡単そうだから」「身体能力関係ないから」などといったもの。
結論から言います、怖い
怖い、超怖いんですよ
布団やまくらを何重にもひいてモッコモコの場所を用意して突っ込んでいるのに腕がすぐ受け身をとろうとするんです。
おまけに腰も引けるしすごくダサい。
はたから見たらどんな風に倒れてるんだろうと思いスマホのビデオ機能をオン。
「うわぁ...」
僕がヤングライオンなら史上最低の素材と呼ばれるであろうへっぴり腰&すぐ受け身を取るために腕をのばす姿がフォルダに保存されていました。
参考にするために本間選手の「こけし」をその後見たのですがほんとに景色が一変して見えるんですよ。
いままで少しコミカルな技くらいに思っていた「こけし」がすごく輝いて見えたんです。
他の選手・他の試合・他の技、何を見ても枕ダイブ以前と以後でプロレスの見方が変わり新鮮な気分で試合を見ることが出来ました。
まだプロレスを見始めたころの一挙手一投足に注目してハラハラしていた自分に戻れたのです。
そして僕にとってはそういう一見「ウブ」なくらいの観戦態度のほうが格段に楽しいことも発見できました。
昭和のプロレスファンと現代っ子のプロレスファン
考察...という名のこじつけなのですが昭和のプロレスファンの方って幼いころにプロレスごっこをしていた経験のある方がすごく多い。
それ以外にも暴力の怖さを身をもって知っている(時代的に)方が多いのではないでしょうか。
だからプロレスに対しての熱量が物凄いのではないかと思います。
殴られること、技をかけられること。
いろんな痛みや恐怖を知っているからこそ「熱狂」してプロレスを見ていたんじゃないかと思うのです。
なにも僕をはじめとした現代プロレスファンがプロレスごっこをしたり暴力をふるっていけばいいという事ではなく、リアルな痛みや恐怖について一度立ち止まって考える時間が必要なのではないだろうかと考えました。
プロレスラーに対するリスペクトの精神を忘れないためにも。
冷静に考えてください、毎試合のように頭から落ちて、体中にテーピングが巻かれ、関節をひねられ、老後はまともに歩けなくなってしまう選手も少なくない。
僕らはレスラーたちの命を削った戦いを見せていただいている。
冒頭の自分のように痛みや恐怖と戦うレスラーたちの姿勢を「当たり前」かのようにぼうっと眺めているとしたら、ちょっとだけ立ち止まってほしい。
ただ、人それぞれのエンターテイメントの楽しみ方のスタイルがありますしそのどれもが尊重されるべきだと思います。
プロレスラーをリスペクトする気持ちが大事であることに、枕へ頭から突っ込むという変な行為をしたことで気付けた。
そんな奴もいるんだなぁと受け取ってくだされば僕としては幸いです。
オーカーン様ならウマ娘になれる
ウマ娘とは、「ウマ娘プリティーダービー」のこと。
競走馬を擬人化して育成するゲームで若い世代を中心に非常に勢いがある。
競馬史に残るような過去のレース動画のコメント欄に新しいコメントが増えていたり、ツイッターのトレンド入りをしたりと普段競馬を見ない層にも刺さっている。
何を隠そう僕の友人がドはまりしている。
ゲームの育成要素に魅力があってプレイしていると話していたが、彼らは競馬について一切知らない(自分も含めて)人だったのに今では「ハルウララの育成がムズイ」など、競馬についての話題が増えている。
たとえそれがゲームの中で走るキャラクターのことであっても名前は実在の名(迷)馬と同じ。
遠くにあった知らない世界がぐっと身近になったさまを友人や世間の反応を通してみてきた。
壁をぶち破る
競馬がもっと多くの人に受け入れられるのに必要なのは「親近感」だった。
ゲーム、擬人化、アニメ化等の組み合わせでグッと市民権を得たことで実際の競馬に興味を持つ人が急増しているのは間違いない。
男くさくて、どこか遠い世界のものといった印象の競馬が多くの人に受け入れられる光景。
こういうのを見ていると自分の好きな新日本プロレスも「バズらないかな」なんて思ってしまうのが僕である。
新日本プロレスをポップなものにして新規顧客を増やす改革を棚橋選手をはじめとしたレスラーが行ってだいたい十年。
強固な地盤を手に入れた今、また新たなファンを獲得する改革が起こればもっと新日本は面白くなる。
といってもそんな都合よくプロレスを見る層と見ない層を繋げる機会はないよなと思っていた矢先。
大空スバル式?!?!?!?!😂😂 https://t.co/LY8xRRMP7I
— 大空スバル🚑ホロライブ (@oozorasubaru) 2021年3月22日
これだ!
オーカン様はウマ娘でありエースである
やっとこさタイトル回収できる。
何も僕はオーカーン様にウマと化して颯爽と芝の上を駆け抜けてほしいわけではない。
プロレスを知らない、見ない層に届けるバイパスとしての役目を果たすのにオーカーン様が適任だという話がしたいのだ。
ツイートを引用させていただいたのはVtuberの大空スバルさん。
そのスバルさんのイラストを制作している方がしぐれういさん(彼女もVtuberとして活躍中)。
大空スバルさん・しぐれういさん・そして舞元啓介さんの三人のVtuberで大空家というユニットを組んでいる。
大空家界隈でプロレスがアツいとききました 勉強します
— しぐれうい🌂 (@ui_shig) 2021年3月22日
プロレスはいいぞ
— 舞元啓介👨🌾V界隈のおもちゃ (@maimoto_k) 2021年3月22日
何から見たらいいんや つよつよかわい子ちゃんおる?
— しぐれうい🌂 (@ui_shig) 2021年3月22日
ここにおります ノ
— グレート-O-カーン👑3/22 リスアニ! 発売 (@Great_O_Khan) 2021年3月22日
オーカーン様がかわい子ちゃんかどうかはいったん隅においておき大空家、ひいては舞元啓介氏とかかわりを持っているのは強い。
彼はスポーツ全般好きなタイプなのだがプロレスのことも好きな男である。
自身の配信前には内藤哲也選手の入場曲である「stardust」を模したものをテーマとして流していたり、配信中にドロップキックをしてあばらをケガするなどエピソードに事欠かない。
舞元啓介さんの配信をオーカーン様が視聴していたこともある。
なんとかその縁で大空家とのコラボにこぎつけないだろうか。
そうすれば今までプロレスに興味がなかった層に届くはず。
受け取ってもらえるかどうかは別として。
また友人の話になってしまうのだが、今現在の新日本プロレスを好きな人って僕の友人の中にはいない。
しかし件の大空スバル式ネック&バックブリーカーのツイートを発見したvtuber好きの友人が
「この人、プロレスラーだよね?どんな選手なの?」
と聞いてきてくれたのだ。
どんなに自分が良さを説明してみても興味を持ってもらえなかったプロレスがオーカーン選手の行動でその友人に届いたのだ。
死角に入っていたコンテンツも角度を変えたり魅かせ方を工夫すれば目に映るようになる。
そういった点ではオーカーン選手のプロレスの広めかたは棚橋選手がテレビやラジオに出て自分を売り込みプロレスに興味を持ってもらおうとした方法論に結構近いと思うのだ。
それは根っこの部分ではウマ娘だって一緒なのである、時代に即した広め方をすればもっと多くの人に興味を持ってもらえる可能性がある。
その役目に最も適しているのはオーカーン選手だと思うのだ。
自らを支配者・ドミネーターと称するオーカーン選手の新たな侵略に期待して今日は筆をおきます。
MIP、フィンレー
「MIP」
聞いたことのない人も多いと思われるこの単語、略さなければ
「Most Improved Player」=最も成長した選手
となります。
米NBAが選手に贈る賞の一つで、以前と比較してめざましい活躍・成長をした選手へ送られるものです。
まさに新日本プロレス内で「MIP」にふさわしい活躍を見せたのがデヴィッド・フィンレー選手ではないでしょうか。
NJCでの最成長選手であることは疑いの余地がありませんが2021年全体を対象としても「MIP」級の働きをすることがフィンレー選手には期待されます。
インパクト世界タッグ王座
現在フィンレー選手が保持しているベルトは他団体であるインパクトプロレスリングのタッグベルト。
しかも新設されたベルトの初代王者となりました。
「外敵」として戦ったことのない選手と試合を行うことで得られる経験値は莫大なものでしょうし、王座に初めて色をつけていくという経験はめったにできるものではありません。
こういった特異な経験はフィンレー選手を大きく成長させるでしょう(もちろんパートナーのジュース選手も)。
新日本内でのタッグ戦線はまさに停滞気味と言ってもいい状態になっているのでインパクトで大暴れしてたくさんの因縁を作ってほしいです。
G1に出場する
ここからは予想の部分。
NJCでの目覚ましい活躍からシングルプレイヤーとしての期待値が跳ね上がったフィンレー選手。
新日本1過酷で注目を浴びるシリーズへの初参戦も射程に捉えたのではないでしょうか。
今回のNJCで破った宿敵ジェイホワイト選手、惜しくも敗れたオスプレイ選手。
そしてずっとパートナーとして組んできた盟友ジュースロビンソン選手。
戦うべき相手が多いですし、NJCで対戦した選手以外との「化学反応」も楽しみでなりません。
なによりフィンレー選手のプリマノクタに代表される一発逆転要素の多いプロレススタイルがリーグ戦において大きな波乱を巻き起こすことが想像できます。
今回もしG1から落選するようなことが起これば一時期のタイチ選手のようにG1出場待望論が巻き起こりそう。
陽の外国人レスラー不在
現在ヘビー級のシングル戦線で活躍する外国人選手のほとんどが影を持ったレスラーというのもフィンレー選手がより際立って輝いていく理由。
ウィル・オスプレイ選手・ジェフコブ選手はエンパイア入り後は冷酷な雰囲気を崩すことはありません。
ザックセイバージュニア選手・ジェイホワイト選手・モクスリー選手については言うまでもないでしょう。
ジュース選手は?と言われそうなところですが、彼はヒロイックというよりはコミカルでポップな選手だと思います、勇者じゃなくて旅芸人とかそういったタイプの選手。
となってくるとヒーロータイプの外国人選手枠はフィンレー選手が独占していると言ってもいいでしょう。
そうなると一つの道が見えてきます。
USヘビー級挑戦
2021年内には確実にUSヘビー級の戦線へ加わっていくことになるでしょう。
それだけの実力と成長性があることはNJCを通して証明しました。
というか僕はシングルベルトを巻いて成長していくフィンレー選手が見たいんだ。
もはや予想でもなんでもなく願望(笑)。
YOSHI-HASHI選手がNEVER6人タッグベルトを巻いてからぐんとスケールアップしていったのを見ていると、シングルベルトを戴冠したフィンレー選手のその後に期待せずにはいられない。
外国人ベビーフェイスがトップ戦線を走っている景色はよく考えればここ数年見られなかったもの。
もしフィンレー選手が成長していって、シングルプレイヤーとしてトップ戦線を賑やかすことになれば見る者に新鮮な衝撃を与えるのは間違いないでしょう。
MVPだって夢じゃない
NBAの話に戻るのですが「MIP」を獲得した選手はほとんどの選手がオールスター級の選手へと変貌を遂げていきます。
中には「MVP」にまで輝いた選手もいます。
ヤニス・アデトクンポという選手なのですがギリシャ人がアメリカの地で大立ち回りを演じたのです。
アメリカ人の選手が大半を占めるリーグで輝きを放つ「外国人」、しかもチャンスをものにして急成長を見せたという点で僕はフィンレー選手をヤニスに重ねてしまう。
ともかく何が言いたかったかというと、特大の期待を誰に乗っければいいかというとデヴィッド・フィンレー選手一択だよ!ってこと!