Xは海野翔太
ユナイテッドエンパイアの「X」。
4.4、両国国技館で行われるサクラジェネシスで新たなメンバーが登場する。
様々な憶測が飛び交う中でも主要な予想は
- ヘナーレ選手
- YOH選手
- 海野選手
の三名に絞られてきた感があります。
ヘナーレ選手はNJCを通して自身の力不足に対する葛藤と仲間への不信感を感じている姿を見せていました。
前振りは十分。
いつでもヒールターンする準備が出来ていることが「X」として挙げられる理由でしょう。
ヘナーレ選手が撮影したとみられる空港の写真がSNSに投稿されていますが機内からの写真ではないですのでこれはブラフとみることが出来ます。
続いてYOH選手。
ユナイテッドエンパイアにはジュニアヘビー級の選手が一人も所属していないことを鑑みると次の戦力が軽量級の選手であることは十分に考えられます。
復帰を表明したときの服装が黒っぽくて落ち着いた雰囲気であったことからもヒールターンの香りがします。
自分が欠場していた間に大きく成長したSHO選手との関係を「切磋琢磨する相棒」と捉えるか「妬む」かで大きく未来が変わる可能性がありそうです。
ただこの二人が「X」というのは考えにくい。
理由として「X」のお披露目が行われるタッグマッチの相手が
内藤哲也選手・SANADA選手・鷹木信悟選手の三名であること。
正直ヘナーレ選手とYOH選手がこの三人からスリーカウントをとるイメージがわかないのです。
YOH選手はジュニアヘビー級であるうえに前哨戦もなく4.4で復帰します。
いくら何でもロスインゴの三人を敵に回すと分が悪い。
ヘナーレ選手は直近のシングルマッチでジェイホワイト選手に「完敗」している。
あれだけ頑張る姿を見せたヘナーレ選手に失礼なのは承知なのだが、ジェイホワイト選手に対して互角、もしくは勝利の可能性が大いにあるロスインゴ勢から勝利するというのは力の差から見ても難しいように思います。
となると候補の中では海野翔太選手が妥当な線なのではないかと僕は考えています。
特大のポテンシャル
海野選手には生まれ持った華があり、見た目も含めて「棚橋2世」といった扱いを受けることが多く、フレッシュな若手を求めている新日本プロレスとしては猛烈にプッシュしていきたい存在。
その期待値やヘビー級志望であることを考えればロスインゴの三人を倒すことも可能に思えます(あくまで先述した二名と比較するなら)。
海外遠征に出ていたため情報が無く手の内が知られていないこともロスインゴ勢との闘いで有利な部分になるかもしれません。
本隊所属ではないのか
海野選手は先ほども言ったように華やかで本隊向きなレスラーに思える。
しかし新日本本隊には絶対的存在が二人いる。
この二人がいる以上、そう簡単にユニットトップに立つことはできない。加えてデヴィッド・フィンレー選手も台頭してきた。
まだまだ若い海野選手がさほど歳の違わないジェイホワイト選手やウィルオスプレイ選手のスピード昇進を見て野心が燃えないわけがない。
まだ形成しきっていないものの、急上昇していくユナイテッドエンパイアに加入して一緒に成り上がっていくという考えをもっても決して不思議ではないと思います。
ユナイテッドエンパイアメンバーの多くが海野選手の遠征先であるイギリスにルーツをもっていますし、グレートオーカーン選手としてのデビュー戦の相手もつとめました。
メンバーとのつながりを考えるとコンタクトを取っている可能性は十分ではないかと思います。
秘密兵器
やはりオーカーン選手が「兵器」というワードを使ったことが引っかかる。
海野選手はモクスリー選手から「シューター」と呼ばれており、その響きにはどこか兵器を思わせるところがあります。
ここに「秘密兵器」という意味も含まれているのではないでしょうか。
実際のところ海野選手がエンパイアに加入するとなれば新日本の選手からは未知の存在として捉えられることになる。
成田選手のように近況を知る手段はありませんし、どんな技を覚えてどんなスタイルで試合をするかもわからない。
まさに秘密「兵器」と言っても過言ではないでしょう。
まとめ
こういった理由からユナイテッドエンパイアの「X」は海野翔太選手ではないかと僕は予想します。
勢いを増し続けるユナイテッドエンパイア。
若手のホープまで獲得することになれば間違いなく新日本の中心に位置するユニットへと進化していくでしょう。
いったい誰が「X」なのか考えるのはまさに「プロレスファンにとって贅沢な時間」。
予想が当たるか当たらないかは別としてワクワクが止まりません。
この記事を読んでいただいた方が少しでも楽しんでいただければ幸いです。
それではまた。