YOH「裏X」説
連日ユナイテッドエンパイアの新メンバー「X」に対する考えが深まっていく。
試合後、オーカーンが帝国の新たな同盟者 “X”に関して言及…!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2021年3月28日
「アイツは将来オスプレイもコブも、更にもしかしたら余を超えるやもしれぬ力を秘めている」
3.28群馬大会のBSコメントはコチラ!
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この記事によってXとオーカーン選手の接点が今までなかった、と取れるような書き方がされている。
ますます誰がXになのか分からない。
しかしロスインゴとのタッグマッチで現れることが確定している「X」はヘビー級の選手と予想します。
理由として内藤選手、鷹木選手、SANADA選手の三人を倒すのはジュニアの選手では非常に難しいというものがあります。
そこで一つの説を唱えたいと思う。
YOH選手もエンパイア入りするという説である。
隠れたもう一人の「X」として。
不穏な煽りV
4.4両国国技館で行われるIWGPジュニアヘビー級タッグ王座戦。
その煽りVにはどこか不穏な空気が漂う。
「自身のケガにより、無念の返上となったベルトを取り戻し、新風を巻き起こすか!?」
普通の煽りVならこのセリフで終わっていても何ら不思議ではない。
的確にYOH選手の立場を表していて、試合へのワクワク感を高めるセリフ。
しかし、一拍おいて
「それとも...」
というナレーションが追加される。
「それとも...」とナレーションがされている時、画面に映し出されているのは金丸義信選手・エル・デスペラード選手の両名。
素直に受け取るのであれば、再起をかけたチャレンジャーチームをチャンピオンチームが退けるという意味に捉えられる。
しかし「X」の正体と目されるYOH選手が関わった一戦。
否が応でも「裏切り」の三文字が頭にちらついてしまう。
試合の行方によってはあり得る展開ではないだろうか。
黒服とジェラシー
YOH選手が復帰宣言をした際の服装を覚えているでしょうか。
リングで復帰宣言をしたYOHがバックステージでもコメント
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2021年3月21日
「俺自身が、SHOくんと、3Kとして、どこまでできるかどこまで闘えるか、それを確かめたい」
※3.21仙台大会のコメント全文は
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おめでたい復帰とは裏腹に落ち着いた印象のある黒色を多用したコーディネート。
髪色を真っ黒にしているのも余計に「変わってしまった」感を助長しています。
そしてコメントにある
「SHOくんと、3kとして、どこまでできるか」
という言葉からも波乱の香りがします。
自身の欠場中にジュニアシングルのベルトを巻いても何らおかしくない選手に成長したSHO選手。
試合前の今でこそ祝福する気持ちは持っていられると思います。
けれどタイトル戦で敗れたと仮定した場合どんな感情がYOH選手を襲うでしょうか。
「自分が足を引っ張ってしまった」
「3kでやっていくのが嫌だ」
そう考えてしまっても不思議ではありません。
3kとして活躍が出来ないと踏んだ場合、一から出直すという決断をしてコンビを解消することもあり得そうです。
その場合食指を伸ばすのはユナイテッドエンパイアなのは間違いないと思います。
ジュニアが「いない」UE
YOH選手がSHO選手を裏切ったとして、ユナイテッドエンパイアに加入する最大の理由はジュニア選手がいないからだと思います。
いくらタッグを解消しても帰国してから3kで積み上げた思い出を消化するのには多大な時間がかかるでしょう。
隣に立つ人間が変わる、ということに対する心構えができるまで、ジュニアのシングルやヘビー級選手のタッグパートナーを務める方がいいとYOH選手が考える可能性はないでしょうか。
ユナイテッドエンパイアの採用基準
直近のNEVERタイトル戦で
オーカーン選手が辻陽太選手をユナイテッドエンパイアに加入するようにそそのかし、試合を有利に進めようとする展開がありました。
もちろん相手を不利にするためなら何でも利用する、というオーカーン選手の姿勢と捉えられますが、加えてエンパイアの採用基準も垣間見えます。
それは環境のせいでくすぶっている選手を迎え入れること。
辻選手はヤングライオンという枷
リーダーのオスプレイ選手はオカダカズチカ選手という大きな壁
オーカーン選手は新日本の慣習
ジェフコブ選手は自身の実力と会社の不相応な扱いと戦っていました。
みんな順風満帆に行かない集団なのです(辻選手は断りましたが)。
その気風にYOH選手は思うところがありそうですし、水面下で交渉が進んでいる可能性もあります。
まとめ
「X」が一人しかいない、とは誰も言っていません。
そうしなくてはいけないルールもありません。
そもそもオーカーン選手が無告知で帰国した男なのですから、隠し玉はお得意のものでしょう。
ユナイテッドエンパイアのジュニア戦士が皆無という状況と、心機一転したいYOH選手。
需給がかみあう瞬間が4.4で起これば「裏X」としてYOH選手がユナイテッドエンパイアに加入する未来も十分あり得そうです。
いい風がどちらに吹くか、4.4両国での答え合わせを心待ちにしたいと思います。