オーカーン様ならウマ娘になれる
ウマ娘とは、「ウマ娘プリティーダービー」のこと。
競走馬を擬人化して育成するゲームで若い世代を中心に非常に勢いがある。
競馬史に残るような過去のレース動画のコメント欄に新しいコメントが増えていたり、ツイッターのトレンド入りをしたりと普段競馬を見ない層にも刺さっている。
何を隠そう僕の友人がドはまりしている。
ゲームの育成要素に魅力があってプレイしていると話していたが、彼らは競馬について一切知らない(自分も含めて)人だったのに今では「ハルウララの育成がムズイ」など、競馬についての話題が増えている。
たとえそれがゲームの中で走るキャラクターのことであっても名前は実在の名(迷)馬と同じ。
遠くにあった知らない世界がぐっと身近になったさまを友人や世間の反応を通してみてきた。
壁をぶち破る
競馬がもっと多くの人に受け入れられるのに必要なのは「親近感」だった。
ゲーム、擬人化、アニメ化等の組み合わせでグッと市民権を得たことで実際の競馬に興味を持つ人が急増しているのは間違いない。
男くさくて、どこか遠い世界のものといった印象の競馬が多くの人に受け入れられる光景。
こういうのを見ていると自分の好きな新日本プロレスも「バズらないかな」なんて思ってしまうのが僕である。
新日本プロレスをポップなものにして新規顧客を増やす改革を棚橋選手をはじめとしたレスラーが行ってだいたい十年。
強固な地盤を手に入れた今、また新たなファンを獲得する改革が起こればもっと新日本は面白くなる。
といってもそんな都合よくプロレスを見る層と見ない層を繋げる機会はないよなと思っていた矢先。
大空スバル式?!?!?!?!😂😂 https://t.co/LY8xRRMP7I
— 大空スバル🚑ホロライブ (@oozorasubaru) 2021年3月22日
これだ!
オーカン様はウマ娘でありエースである
やっとこさタイトル回収できる。
何も僕はオーカーン様にウマと化して颯爽と芝の上を駆け抜けてほしいわけではない。
プロレスを知らない、見ない層に届けるバイパスとしての役目を果たすのにオーカーン様が適任だという話がしたいのだ。
ツイートを引用させていただいたのはVtuberの大空スバルさん。
そのスバルさんのイラストを制作している方がしぐれういさん(彼女もVtuberとして活躍中)。
大空スバルさん・しぐれういさん・そして舞元啓介さんの三人のVtuberで大空家というユニットを組んでいる。
大空家界隈でプロレスがアツいとききました 勉強します
— しぐれうい🌂 (@ui_shig) 2021年3月22日
プロレスはいいぞ
— 舞元啓介👨🌾V界隈のおもちゃ (@maimoto_k) 2021年3月22日
何から見たらいいんや つよつよかわい子ちゃんおる?
— しぐれうい🌂 (@ui_shig) 2021年3月22日
ここにおります ノ
— グレート-O-カーン👑3/22 リスアニ! 発売 (@Great_O_Khan) 2021年3月22日
オーカーン様がかわい子ちゃんかどうかはいったん隅においておき大空家、ひいては舞元啓介氏とかかわりを持っているのは強い。
彼はスポーツ全般好きなタイプなのだがプロレスのことも好きな男である。
自身の配信前には内藤哲也選手の入場曲である「stardust」を模したものをテーマとして流していたり、配信中にドロップキックをしてあばらをケガするなどエピソードに事欠かない。
舞元啓介さんの配信をオーカーン様が視聴していたこともある。
なんとかその縁で大空家とのコラボにこぎつけないだろうか。
そうすれば今までプロレスに興味がなかった層に届くはず。
受け取ってもらえるかどうかは別として。
また友人の話になってしまうのだが、今現在の新日本プロレスを好きな人って僕の友人の中にはいない。
しかし件の大空スバル式ネック&バックブリーカーのツイートを発見したvtuber好きの友人が
「この人、プロレスラーだよね?どんな選手なの?」
と聞いてきてくれたのだ。
どんなに自分が良さを説明してみても興味を持ってもらえなかったプロレスがオーカーン選手の行動でその友人に届いたのだ。
死角に入っていたコンテンツも角度を変えたり魅かせ方を工夫すれば目に映るようになる。
そういった点ではオーカーン選手のプロレスの広めかたは棚橋選手がテレビやラジオに出て自分を売り込みプロレスに興味を持ってもらおうとした方法論に結構近いと思うのだ。
それは根っこの部分ではウマ娘だって一緒なのである、時代に即した広め方をすればもっと多くの人に興味を持ってもらえる可能性がある。
その役目に最も適しているのはオーカーン選手だと思うのだ。
自らを支配者・ドミネーターと称するオーカーン選手の新たな侵略に期待して今日は筆をおきます。